ブリッジ
- Qブリッジはどのくらいもちますか?
- A適切にケアをすれば、5~10年、あるいはそれ以上使うことも可能です。ただし、支台歯の状態によって変動します。
- Qブリッジとインプラントの違いは?
- Aブリッジは両隣の歯を利用して固定する治療、インプラントは人工の歯根を埋め込む治療です。
外科的処置の有無、治療期間、費用、メンテナンス方法などが異なります。 - Qブリッジの下に食べ物が詰まりやすいです。
- A専用のフロスや歯間ブラシを使うことで、清潔に保つことができます。クリーニングも併せてご活用ください。
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- STEP 1検査
- ブリッジが適切な治療選択であるかを評価します。
この時、X線撮影が行われることもあります。
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- STEP 2歯の準備
- ブリッジを支えるために、隣接する歯(アバットメントと呼ばれる)を削ります。
これにより、ブリッジが適切にフィットし、自然な見た目になるよう調整されます。
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- STEP 3印象の取得
- 準備された歯の印象を取り、その印象からブリッジが製作されます。
この印象は、歯科技工士がブリッジを作成するためのものです。
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- STEP 4仮のブリッジの装着
- 恒久的なブリッジが製作されている間、保護と機能を提供するために仮のブリッジが装着されることがあります。
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- STEP 5ブリッジの試着と調整
- 製作されたブリッジが歯科医院に届いた後、患者様の口に合うように適切に調整し、試着します。
この段階で、噛み合わせやブリッジの外観に必要な調整が行われます。
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- STEP 6ブリッジの固定
- 患者様にとって快適で、自然な噛み合わせを提供するブリッジが完成したら、それを永久に固定します。
これには、特別な接着剤やセメントが使用されます。
- ダミーの歯の部分が浮いているという構造であるゆえに、その部分に汚れが溜まりやすいです。
- 歯ブラシだけでは清掃が難しく、むし歯や歯周病を再発してしまう可能性もあります。
- 周りの歯を土台とするためそれらを大きく削る必要があり、残存歯の寿命を縮めることにもつながります。

歯を失ってしまったときの選択肢の一つに「ブリッジ治療」があります。
ブリッジとは、失った歯の両隣の歯を支えにして、橋をかけるように人工の歯を固定する治療法です。
入れ歯よりも安定感があり、取り外しの必要もないため、自然な噛み心地を再現しやすいのが特長です。
また、治療期間も比較的短く、費用面でも抑えられることから、多くの患者さまに選ばれています。
当院では、見た目・機能性・耐久性のバランスを考慮したブリッジ治療を行っており、患者さまのお口に最も適した方法をご提案しています。
ブリッジの仕組みと構造

ブリッジは、失った歯の部分に人工歯(ダミー)を設置し、その左右にある健康な歯を土台(支台歯)として、連結した被せ物を装着する構造です。
たとえば、1本の歯を失った場合、その両側の歯を削って被せ物をつくり、3本分の人工歯をつなげた形で装着します。
これにより、見た目も自然で、噛む力もスムーズに伝わるようになります。
ブリッジのメリット
違和感が少ない
固定式のため、入れ歯のような異物感が少なく、自然な装着感が得られます。
審美性に優れる
前歯など目立つ部分でも、セラミック素材などを選ぶことで、天然歯に近い自然な見た目を実現できます。
噛む力が安定する
しっかり固定されるため、噛む力をしっかり発揮でき、食事もしやすくなります。
比較的短期間で治療できる
インプラント治療に比べて外科的な処置がなく、数週間で治療が完了することが多いです。
ブリッジのデメリットと注意点
支台歯を削る必要がある
健康な歯を削ることで、将来的に負担がかかる可能性があります。
清掃性が低下しやすい
ダミー部分と歯ぐきの間に食べカスがたまりやすく、特別なケアが必要です(歯間ブラシやフロスなど)。
支えの歯が弱くなることがある
かみ合わせや力のかかり方によって、土台の歯に負担がかかる場合があります。
抜けた歯の本数が多いと適応できないことがある
2本以上連続して歯が抜けている場合などは、入れ歯やインプラントの方が適していることもあります。
ブリッジに使用される素材
ブリッジに使われる素材には、保険適用のものと自費診療のものがあります。
審美性・耐久性・価格のバランスに応じて選ぶことができます。
保険診療

銀歯(金銀パラジウム合金)
強度はあるが、見た目が銀色で目立ちやすい(主に奥歯)
自費診療

セラミック
自然な色合いと美しさ。変色しにくく、見た目を重視する方に人気。
ジルコニア
強度と審美性を兼ね備えた最新素材。白く自然な色味で割れにくい。
メタルボンド
金属の上にセラミックを焼きつけた構造。耐久性と美しさを両立。
当院では、事前に模型やサンプルを用いてご説明し、ご希望やライフスタイルに合った素材をご一緒に選んでいきます。
よくあるご質問
最後に
歯を失ったままにしておくと、かみ合わせの乱れや周囲の歯の移動、さらなる歯の喪失につながる可能性があります。
「違和感のない自然な噛み心地」や「見た目の美しさ」を重視する方には、ブリッジ治療は非常に有効な選択肢です。
千葉ニュータウンデンタルクリニックでは、患者さまの想いにしっかり寄り添い、無理のない・納得のいく治療を大切にしています。 まずはお気軽にご相談ください。あなたに合った治療方法を一緒に考えてまいります。
ブリッジ治療の流れ
治療期間 |
1~2ヶ月 |
治療回数 |
1~4回 |
費用(※症状によって金額は変わります) |
15,000~50,000円(3割負担の場合) |
リスク・副作用 |
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